カリンバを始めたばかりの人やこれからカリンバを始めようかな?と思っている人は「箱型」とか「ソリッド型」とか聞きませんか?
今日はカリンバを初めて約7か月の、まだまだ初心者気分が抜けない私の見解で、箱型とソリッド型の違いを書いていきたいと思います!
両方のタイプの音色も聞けますので、どうぞ最後までご覧ください♪
カリンバとは?どんな楽器なの?
ここでまずはカリンバとは何なのか?をお伝えしたいと思います。
カリンバとは元はアフリカの楽器で、木の板に金属の平たい棒が縦に並んでいて、親指の爪で下方向にはじいて演奏します。
オルゴールのような音色で、親指ピアノと言われたりもします。
ボディの木はカリンバによってマホガニーやサペリ等、色々な種類の材質でできていて、材質によって音色が違うのがカリンバの面白いところです♡
他にも木ではなくアクリルでできているカリンバなんかもあったりします。
箱型とソリッド型って何が違うの?
ボディにサウンドホールという穴が空いていて中が空洞になっているのが箱型で、サウンドホールが無くて一枚板になっているのがソリッド型です。
ここからは私が持っている箱型とソリッド型で比較していきたいと思います。
見た目の違いは?
箱型とソリッド型の大きな違いは見た目です!
ボディにサウンドホールという穴が空いているかどうかです!
まずは箱型の外観↓
中央に丸い穴が空いているのがわかると思います。
次にソリッド型の外観↓
こちらは穴が空いていないので一枚板のタイプのカリンバです。
箱型では丸いサウンドホールがあるものが多いですが、この穴を可愛らしくデザインしてあるものもあります♪
こんな感じ♪↓
カリンバのボディは四角い形やりんごの形だったり丸い形をしているもの等さまざまですが、サウンドホールがあるかないかで箱型かソリッド型かを見分ける事ができます。
重さの違いは?
中に空洞があるので箱型カリンバの方が軽いものが多いです。
まずは箱型の重量↓
次にソリッド型。
ソリッド型は一枚板なので箱型に比べると重量がありますが、最近はとっても軽いソリッド型もあります。
この月猫ちゃんはソリッドなのにとっても軽いです!
ただカリンバによっては結構重たいソリッドカリンバもあるので、腱鞘炎の方や持ち運びする方だったり、絶対軽いやつがいい!という方は購入時に手に取って確認するか、ネットで購入する場合は重量をチェックしてみてください。
音色の違いは?
私の感覚だと、箱型は丸くて深みのある音色でソリッド型は軽やかできらきらした音色です。
もちろんボディの材質や金属のキーによってカリンバは音色が違うので一概には言えないですが、箱型のカリンバは深みがあって弾いていて落ち着く感覚。
ソリッド型にもまろやかな音色のカリンバはありますが、箱型にくらべて軽やかな感じです。
もちろんどちらも聞いていても弾いても癒される音色なのは変わりません!
ただ、箱型はサウンドホールがあるので少し音が大きめです。ソリッドは箱型よりは控えめな音量です。
実際に聞き比べてみよう!
箱型カリンバとソリッド型カリンバで同じ曲を弾いてみました。
ゆずさんの「栄光の架橋」の一部分です。
まずは箱型カリンバの音色(暁天さんのりんごカリンバ)
次にソリッド型(以前紹介したスミヤカさんの月猫ちゃん)
りんごカリンバは音域が低いですが、深みのある音色だと思いませんか?
【まとめ】結局箱型とソリッド型はどっちがいいの?
音色を聞いていただきましたが、どちらがお好みでしたでしょうか?
というのも箱型とソリッド型、どちらがいいとか悪いとかはないんです。両方にいいところがあるから一概に言えないし決められない。
しいて言うならこんな感じです
【箱型カリンバがおすすめな人】
- 絶対に軽いカリンバがいい
- 音量が大きくても気にしない
- 深みのある音色が好き
【ソリッド型カリンバがおすすめな人】
- 重さはそんなに気にしない
- 音量を気にせず演奏したい
- 軽やかな音色が好き
弾きたい曲があったり好みの音色だったり、見た目が惹かれるもので選ぶのもいいと思います!
ただし重さや音量でこだわりがある方は、それも踏まえて選んでみてください♪
このブログを読んで1人でも多くの人がカリンバを知ってくれたりカリンバという楽器が好きになってくれたら嬉しいです。
それではまた!
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